青森ケーブルテレビ放送番組審議会(令和6年度・第2回)

令和6年度 第2回放送番組審議会(敬称略)

  • 会長               髙樋 忍
  • 副会長         石川 佳共子
  • 委員               鳴海 則子
  • 委員               葛西 崇
  • 委員               三上 朋徳
  • 委員               丸山 桂多
  • 委員     三上 大介

令和6年度 第2回放送番組審議会 議事概要

  • 開催日時: 令和7年3月4日(火) 11:00~
  • 開催場所: ホテル青森 桃の間
  • 出席者
    • [委員出席者]
      • 高樋 忍   会長      
      • 石川 佳共子 副会長 
      • 鳴海 則子  委員  
      • 葛西 崇   委員  
      • 三上 朋徳  委員  
      • 丸山 桂多  委員  
      • 三上 大介  委員  
    • [放送事業者側出席者]
      • 石井 啓之 代表取締役社長
      • 工藤 哲    代表取締役専務
      • 齊藤 淳一  放送部長

議事

1.開会

2.新審議委員就任のご報告

公益社団法人青森青年会議所理事長交代に伴い、三上大介氏の就任報告と挨拶

3.挨拶 石井啓之 代表取締役社長

4.番組放映と審議

審議対象期間(2024年10月~2025年3月)中に放送した計2番組を短く編集したものを視聴、審議した。

①  商工サロン新春特番

②  まるっとcomicomiより

1.【特集】防災「シェイクアウト」 2.まるっと街録 3.ラインメール青森FC始動

① 商工サロン新春特番

番組概要:今年は「日本料理 百代」を会場に、商工会議所:倉橋会頭・西市長・21あおもり産業総合支援センターの堤静子理事長の3名による対談で構成。司会者を立てず、倉橋会頭を中心にそれぞれがテーマに沿って自由に意見交換・討論をする形をとった。ざっくばらんな雰囲気を出したことで、従来の硬さが取れた新春対談になった。

意見等

  • ざっくバランな雰囲気を出したいのであれば、小道具としての「百代」の美味しい料理である必要があるだろうか?新春トークの番組であればコーヒー1杯で十分だと思う。箸を付けながら会話が弾むという意図もわかるが、食事しながら話すこと自体行儀のよい事ではないので。会場設定の意図が分からなかった。
  • 目の前の食事について番組内で特に紹介がないまま進んだのが違和感があった。料理を紹介するシーンがあっても見やすかったのでは。
  • テロップやコメントの要点など、視覚的効果がもっとあれば目を引く番組になったと思う。
  • 従来の硬かった印象の番組よりは多少良くなったかなと思う。
  • 「21あおもり」の事業について、どんな活動をしているのか市民に分かり易く伝えるためにもっと説明が必要だった。
  • 話が中心で料理がもったいない気持がした。もっと話の的を絞るべきかなと思った。
  • 人口減少そのものが、新春話題としては固いテーマだったと思う。もっと若い世代に見てもらえるような内容なら、もっと良かったと思う。見てもらいたい世代、対象を明確にした方がよかった。
  • 座談会の場に、実際に青森を出て東京で働いている若者に出演してもらい、若い人たちの話を聞く演出はどうだろうか。
  • 去年に比べたらかなり柔らかくなった印象。原稿を読むだけの番組より、ちゃんと座談会になっていたと思う。昨年までに比べたら前進したと感じる。

② まるっとcomicomi

1.【特集】防災「シェイクアウト」 2.まるっと街録 3.ラインメール青森FC始動

番組概要:独自企画コンテンツとして3つを審議いただきたい。

1.「あおもり防災ウィーク」期間内の2024年11月15日 県下一斉シェイクアウト訓練が行われる事に先駆け、番組として何か出来ないか考え企画した。新城にある県消防学校に取材協力をお願いし、地震体験を通して防災意識の啓発に取り組んだ。

2.視聴者から「市内にあるプロスポーツは取り上げないのですか?」という声や要望が多く届くようになり、放映権料などの理由で試合収録は難しいが、コミチャンで出来る事はないか考え、ラインメール青森FCを紹介する企画をスタートさせた。

3.2024年の「今年の漢字」は「金」でしたが、番組では年末に「あなたの今年の漢字は?」をテーマに街録特集を組んだ。インタビューに答えてくれた市民それぞれに「漢字」があり、エピソードを交えてお話を伺う事で、市民参加番組としての特色を出せたと思う。

意見等

  • 防災ウィーク特集について、「体験」という前提があるためか、地震体験での緊迫感に欠けるような感じがした。一瞬、アナウンサーの笑顔が違和感を覚えた。
  • 「今年の漢字」街録は、市民の身近な生活感が見えて、気持ちが暖かくなってすごく良かった。またやってほしい。
  • インタビューに答えてくれた方の年齢テロップもあればよかった。
  • 今年の漢字、発表される前にやってほしかった。元々の企画としては陳腐化してきたかなと思っている。他局含めどこかでやってた感が否めない。ペンが細すぎて書いた文字が見えづらかった。もっと太いペンで、視覚的見やすさの工夫をしたら良いと思う。
  • 撮影場所が駅前だけでなく、市場やアウガ前など場所を広げれば、インタビューの年齢層が広がっておもしろいのかもと思った。
  • ラインメールは、選手の人柄が分かると応援したくなるので、こういう番組は賛成でどんどん紹介していって欲しい。
  • まるcomi自体、総じて概ねおもしろかった。

5.閉会