令和2年度 第1回放送番組審議会(敬称略)
- 会長 奈良 秀則
- 副会長 高樋 忍
- 委員 葛西 崇
- 委員 大久保綾子
- 委員 三上 朋徳
- 委員 岡崎 勇介
- 委員 石川 佳共子
令和2年度 第1回放送番組審議会 議事概要
- 開催日時 令和2年8月21日(水) 11:00~
- 開催場所 ホテル青森 桜の間
- 出席者
- [委員出席者]
- 奈良秀則 委員
- 高樋 忍 委員
- 三上朋徳 委員
- 岡崎勇介 委員
- 石川佳共子 委員
- [放送事業者側出席者]
- 石井啓之 代表取締役社長
- 工藤 哲 常務取締役
- 三浦 直 放送部部長
- 濱田麻美 放送課長
- [委員出席者]
議事
- 開会
- 挨拶 石井啓之 代表取締役社長
- 番組放映と審議 番組4作を短く編集したものを視聴、審議した。
- ①ポリスラーニング(2月~7月放送)
- ②学びのチャンネル 明日への架け橋(7月~8月放送)
- ③青森ねぶた囃子祭生中継(8月2日~6日生中継)
- ④ナヌカ日ねぶた生中継(8月7日 4時間生中継)
- 委員からの意見、感想
①ポリスラーニング(2月~7月放送)
番組概要:青森県警との共同制作番組、警察の仕事を体験リポートで伝える6回シリーズ。
(①警察学校②生活安全部③刑事部④交通部⑤警備部⑥刑務部)司会は女性警察官とACT新人が務めた。
意見等
- 司会をACT新入社員が務めたが、新人の体当たり取材で、本人が取材経験を積むことにつながる点がよかったのではないか。
- 日常生活の中で関わる部署のことしかわからなかったが、いろいろな部署の仕事を見ることができてよかったのではないか。
- 見ていておもしろいが、警察のリクルートが狙いで制作された番組であれば、辛い場面が多く働きたいと思われないのではないか。
②学びのチャンネル 明日への架け橋(7月~8月放送)
番組概要:青森市教育員会との共同制作。教育委員会や市内の先生が出演、思考を凝らした授業を国社数理英の5科目、各9本で45本、小中対象であわせて90本制作し夏休み時期を中心に放送。コロナの影響で学びの機会を失った小中学生を映像コンテンツでサポートした。
意見等
- 子供たちが楽しく見ることができて、親も喜ぶのではないか。
- 体育などはないのか?
- 数学の「因数分解」など、放送のテーマなどまで表示すれば、因数分解が苦手な子供が見ようと思うのでなはいか。
- 普段生徒たちに板書で教えている先生たちが、画面を通して教えることの難しさを実感し、これからの課題にもなったのでは。
- TVで見栄えするのは理科などの実験科目などで、国語はなかなか難しいのではないか。
③青森ねぶた囃子祭生中継(8月2日~6日生中継)
番組概要: ねぶた囃子団体13団体が参加した無観客の囃子演奏イベントを連日生中継、過去10年分のねぶた映像を組み合わせてバーチャルねぶた祭をお届けした。
意見等
- ねぶた祭りが中止となり、囃子に注目した祭りになったことがとてもよかったのではないか。
- 過去のねぶたや、出演している人の過去の映像もあって、楽しむことができた。
- すごく古いねぶたまで、さかのぼってほしかった。
- 会場が明るすぎて、雰囲気が出ないように感じた。もう少し暗くして、スポットライトを当てたりする演出があってもよかったのではないか。
- ねぶた祭りがないから何もしないのではなく、そういうときに何ができるかと考えるいい機会だったのではないか。
- 囃子のテンポなど各囃子団体の違いがわかってよかった。
④ナヌカ日ねぶた生中継(8月7日 4時間生中継)
番組概要: 司会とゲストを交えて4時間生中継。ねぶた3台の紹介、6尺太鼓、ナヌカ日囃子の演奏など紹介。映像は市役所でのパブリックビューイング、ねぶた公式サイトからのネット中継もされ市民4000人限定となったイベントを広く伝え視聴者とナヌカ日の時間を共有した。
意見等
- 花火もねぶたもみることができてよかったのではないか。
- インターネットで見るとタイムラグが20~30秒あった。
- ねぶた師の立田龍宝さんの「来年への区切りができた」というコメントが、ねぶた師の思いを代弁しており、印象に残った。
- 「ナヌカ日囃子」というものがあると、初めて知った
6.閉会