令和元年度 第1回放送番組審議会(敬称略)
- 会長 奈良 秀則
- 副会長 高樋 忍
- 委員 葛西 崇
- 委員 大久保綾子(新任)
- 委員 三上 朋徳
- 委員 大平 亮
- 委員 石川 佳共子
令和元年度 第1回放送番組審議会 議事概要
- 開催日時 令和元年8月26日(月) 11:00~
- 開催場所 ホテル青森
- 出席者
- [委員出席者]
- 奈良秀則 委員
- 高樋 忍 委員
- 葛西 崇 委員
- 三上朋徳 委員
- 石川佳共子 委員
- [放送事業者側出席者]
- 石井啓之 代表取締役社長
- 工藤 哲 常務取締役
- 三浦 直 放送部部長
- [委員出席者]
議事
- 開会
- 挨拶 石井啓之 代表取締役社長
- 新審議委員就任のご報告 青森市企画部副参事広報公聴課長 大久保綾子氏の番組審議委員への就任を報告
- 番組放映と審議 番組3作を短く編集し視聴、審議した。
- ①教えて!軽減税率(6月~10月までの5回シリーズ)
- ②高田ねぶた ゆらゆらと (8月放送)
- ③青森ねぶた祭生中継(8月3日の事例、8月7日の事例)
- 委員からの意見、感想
①教えて!軽減税率(6月~10月までの5回シリーズ)
番組概要:青森税務署とのタイアップ番組。身近なケースを寸劇で紹介、女性キャスターや寸劇の出演者はすべて税務署の職員。アットホームな雰囲気で10月に迫る軽減税率制度をわかりやすく紹介。
意見等
- 丁寧に解りやすく税の内容を紹介している。市民向けであり良かった。
- 小売業者向けなどへの専門的な内容も盛り込んでも良いのではないか。
- 実際に軽減税率が始まると、「テレビでこう言っていた」という事例が現実になるのではないか。
- 軽減税率の導入について、市場など現場では結構バタバタしている。
- 税務署とのタイアップとのことだが、番組の制作費について精査しておくべき、今後の継続的な取り組みへの道筋となる可能性もある。
- 出演者(寸劇の役者)がすべて税務署の職員というのがすごい。視聴者は気がつかないのでテロップで税務署の職員が協力し制作していることを明示してはどうか。
②高田ねぶた ゆらゆらと (8月放送)
番組概要:一度途切れていた高田地区の地域ねぶたが復活し3年目、竹の骨組みとロウソクの明かりにこだわり、かつての記憶の中のねぶたを目指している。今年の運行の様子を伝えるドキュメンタリー。
意見等
- 大人でも竹で作られたねぶたのことを知らない人も多い、取り上げることに意味がある。
- ケーブルテレビならではの企画だ。昔のねぶたの伝承、若い人たちに伝えていく意義を感じた。
- ねぶたが高田地区のまとまりの原点なのではないだろうか。
- テレビならではの取り上げ方だ、新聞ではここまでは難しい。番組に登場した子供の表情一つとっても、ここまで拾える。
- 青森ねぶたは大きなイメージがあるが、各地に小さなコミュニティがある。広げていってほしい。
- 全国発信すべき番組ではないか、地域ねぶたがあることを知らない人が多い、全国に伝えてほしい。
③青森ねぶた祭生中継(8月3日の事例、8月7日の事例)
番組概要: 市民チャンネルの看板番組ねぶた生中継。システムトラブルに見舞われたが機転をきかせ大事に至らなかった8月3日の中継、吹流し方式での待ち時間を効果的に構成した8月7日の中継。
意見等
- システムトラブルがあった様だが、視聴者への打撃にならずに回避したことは評価すべき。
- ねぶたの絵づくりは、新聞もテレビもさまざま苦労し努力している。
- お盆に帰ってきた家族親戚と再放送を気軽に楽しむことができるのが助かっている。
- すべて中継するのも良いが、賞をとったねぶたをピックアップし構成しではどうだろうか。
- 中継が毎年同じだけに、何か変化があっても良いのではないか、アングルを増やすことや、最終日に解説を加えるなども検討してはいかがか。
- 良い意味でだらだらと伝えること、他局の中継の様にあまり構成せずにライブ感を大事にしつづけることは、ブレてほしくはないと感じる。
- ねぶた審査結果について、点数を番組内で公表してはいかがだろうか。審査が公正に行われていることを伝える側面もある。
6.閉会
以上