青森ケーブルテレビ放送番組審議会(令和5年度・第1回)

令和5年度 第1回放送番組審議会(敬称略)

  • 会長  高樋 忍
  • 副会長 石川 佳共子
  • 委員  葛西 崇
  • 委員  鳴海 則子
  • 委員  三上 朋徳
  • 委員  石田 壮平
  • 委員  丸山 桂多

令和5年度 第1回放送番組審議会 議事概要

  • 開催日時:令和5年8月25日(金) 11:00~
  • 開催場所:ホテル青森 桃の間
  • 出席者
    • [委員出席者]
      • 会長 高樋 忍
      • 副会長 石川 佳共子
      • 委員 葛西 崇
      • 委員 鳴海 則子
      • 委員 三上 朋徳
      • 委員 石田 壮平
      • 委員 丸山 桂多
    • [放送事業者側出席者]
      • 石井啓之 代表取締役社長
      • 工藤 哲 代表取締役専務
      • 三浦 直 放送部長

議事

  1. 開会
  2. 新審議委員紹介
    青森市の人事異動に伴い新たに広報広聴課長となった鳴海則子氏と(有)丸山銃砲火薬店専務取締役の丸山桂多氏に新たに審議委員を委嘱したことを報告
  3. 審議会会長、副会長の選任
    空席となっていた審議会会長、および会長就任に伴う副会長について、互選により
    会長 高樋 忍 氏
    副会長 石川 佳共子 氏 を選任
  4. 挨拶 石井啓之 代表取締役社長
  5. 番組放映と審議
    審議対象期間(2023年3月~2023年8月)中放送した計3番組を短く編集したものを視聴、審議した。

① ACT news.

番組概要:4月から開始した生放送のニュース番組、これまでニュースは再放送が中心だったが、当日のニュースを中心に午後5時からキャスターが生放送でのニュースを開始。再放送は同日夜のみ数回放送。

意見等

  • 4月からはじまったとのことだがとても良い試みだと思う、今まで生のニュースが無かったのが変だったのかもしれない。タイムリーな情報を提供するのがテレビの役割である。今後、どのような内容を取り上げるのか経験を積む必要があると思う
  • 青森市のニュースというのはいい、市に特化したものはケーブルテレビの独自性だと思う。
  • AIアナウンサーなどコストを考えた技術も取り入れてみてはいかがだろうか。
  • 私はAIアナウンサーは取り組むべきでないと考える、技術としてはよいが、人間が読むことで伝わるものがある。
  • 市役所の立場としては広報誌では伝えきれない部分がある、市でもWEB中継など実施しているが、市で取り組み切れない部分を取り組んでいただきありがたいと感じている。
  • 市からのリリースでも他のメディアで取り上げないような部分も取り上げてくれている。
  • スポーツのニュースが静止画構成となっていたが、テレビメディアなので制限はあると思うが動画での紹介を取り組んでほしい。
  • 県のニュースではサッカーは八戸のチームが中心だが、青森のチームを取り上げているのはうれしい。
  • 温度感、距離感が近い感じなのが良い。一般のニュースが暗い話題が多い中、ちょっと心が温まる励みになる構成を期待する。

② 青森市小学校体育デー

番組概要:4年ぶりに開催された体育デー。会場では同時に行われている全競技を大会結果と共に紹介した2時間半番組。最後に行われた体育デー名物の「ダンスねぶた」も複数台のカメラで多角的に紹介した。

意見等

  • 現在行われている世界陸上と比べるのは酷かと思うが、選手のテロップなどをより丁寧に出してほしい。途中にアナウンスやナレーションなども入れてほしい、絵を撮って流すのに加えて、どのように内容を引き立てるかも考えてほしい。

③ 青森ねぶた 令和5年出陣!

番組概要:6月から8月にかけて、随時内容を更新していく番組。6月は出陣したねぶた23台の下絵と解説文を、その後台上げされるたびに、ねぶたの完成形とインタビューを組み込み放送、8月は全23台の様子と名人顕彰式までを紹介していった。

意見等

  • もっと掘り下げてもよいと思う、見ている人が青森市民なのでねぶた師の背景や準備してきたこと、歴史も含めもっともっと深く掘り下げてほしい。期間ももっと早くから取材してもよいのではないだろうか。
  • 番組の狙いは素晴らしい、市民は完成したねぶたは知っていても台上げの様子は興味深いと思う。
  • タイトル「出陣」が気になった。「ねぶた師ひと模様」という感じではないだろうか。番組は何年も継続的に続けてほしい、ねぶた師の記録となっていくと思う。既に亡くなった名人などもこのような記録が残っていたら素晴らしいのではないだろうか。ねぶたを見る前の予習番組という性格だろうか、製作者の意図をすくい上げる番組として続けてほしい。
  • ねぶた師の名前は聞くが顔を見たことが無い人が多々いた。一人一人の紹介があればなおよいと思う、ねぶた師の話が聞けて予習番組として良い番組だ。
  • 原画と実際のねぶたを比較出来ておもしろい、この番組が蓄積されていくと、ねぶた師の変遷を感じることが出来て良いものになっていくのではないか。
  • ねぶたの「出陣」までの工程だと思うが、祭の後の解体されるところまで追ってほしい、そこにねぶた師の思いも重なるのではないだろうか。

6.閉会