令和4年度 第2回放送番組審議会(敬称略)
- 副会長 高樋 忍
- 委員 葛西 崇
- 委員 沢木 正明
- 委員 三上 朋徳
- 委員 石田 壮平
- 委員 石川 佳共子
(会長の奈良秀則氏は令和4年9月に逝去)
令和4年度 第2回放送番組審議会 議事概要
- 開催日時 令和5年2月20日(月) 11:00~
- 開催場所 ホテル青森 錦鶏の間
- 出席者
- [委員出席者]
- 高樋 忍 委員
- 葛西 崇 委員
- 沢木 正明 委員
- 三上 朋徳 委員
- 石田 壮平 委員
- 石川 佳共子 委員
- [放送事業者側出席者]
- 石井 啓之 代表取締役社長
- 工藤 哲 代表取締役専務
- 三浦 直 放送部長
- [委員出席者]
議事
1.開会
2.挨拶 石井啓之 代表取締役社長
3.番組放映と審議(進行は副会長の高樋氏が務める)
審議対象期間(2022年9月~2023年2月)中放送した計3番組を短く編集したものを視聴、審議した。
① 青森市議会員一般選挙開票速報
② 商工サロン新春座談会 地域経済の成長を勝ち取るために必要な教育・人づくり
③ あーとふる県美 デモシカ先生の絵画道
4.委員会からの意見、感想
① 青森市議会員一般選挙開票速報(10月30日実施)
番組概要:
昨年10月30日に実施された市議会議員選挙の開票速報。開票所である青森市民体育館の様子を生放送で伝えながら、選挙管理委員会が発表する開票結果を「会場アナウンス」「速報発表のペーパー」「字幕テロップ」の順で可能な限り早く伝えた。
意見等:
- マンパワーでの開票所の様子を見ることができて新鮮だった。これからはデジタルだと言われながらも構成・厳正に行われるプロセスを知ることができて良かった。
- ライブの情報が見られるのは助かる、このような所で開票されるプロセスを見られるということは大事だ。市長選や市議選に限定して放送しているとこのとだが、県議会議員選挙の青森地区だけでも伝えてみてはいかがだろうか。
- 市民は開票の手順などはあまり知らない、プロセスを見れるのもよいが、そのやり方に解説を加えてみてはいかがだろうか。
② 商工サロン新春座談会 地域経済の成長を勝ち取るために必要な教育・人づくり
番組概要:
青森商工会議所が番組の企画構成をしお送りしている番組の新春特別版。昨年11月に新たに就任した会頭、副会頭とともに青森市の地域経済活性化をテーマに語る。
意見等:
- 座談会の雰囲気がとても固い印象、見ていて肩が凝ってしまう。企画の性格上軽めにすることもできず、トップ(商工会議所の新役員)の顔見せ的な番組としてはありかなとも感じる。もう少し面白く見せる工夫があってもいいのかなという気がした。
- 例えば座談のレイアウトを柔軟に変えるとか、画(配置など)の作り方を見直すとかでも印象が変わるのではないだろうか。
- 少し硬い印象だがテロップなどで分かりやすくしようという作戦はとてもよかった。しかし、一般の人を対象に正月にご飯を食べながら見る番組としてはどうかなと感じた。
- 青森の商工会議所ということで、すぐ会える身近な人が出演しているからならではの人間性が出るつくりをしてみては、最後の会頭のコメントは人間性がにじみ出ていた。
- 会場となったスタートアップセンターは素敵な椅子もある場所なので、斬新なレイアウトができたのではだいだろうか。
- 1月の放送に司会の方が半袖であることが気になった。
③ あーとふる県美 デモシカ先生の絵画道 (11月~1月まで放送)
番組概要:
青森県立美術館でその時開催のコレクション展(常設展)、企画展を随時紹介している番組で、今年は6回の展示会を13の番組で紹介した。そのうち画家 櫻庭利弘さん自ら出演していただいた回。
意見等:
- この回の展示会は注目していて展示会も見たしトークショーも見に行ったが、番組では作家の人柄がとてもよく出ていた。学芸員も地元青森の出身者なので、青森ならではの思いがあふれていて良かった。
- ご自分の作品を自分で紹介するのは素晴らしいと思う。先生の人柄がとてもよく出ていた、作家と作品のマッチングという番組はどんどん取り組んでほしい、シリーズとしても良いのではないか。
- 番組の内容というよりも、息子さんを亡くした時に描いた作品のくだりなど、先生の人柄に引き付けられた。
5.閉会